東京の納骨堂を見学する流れを教えてください。
専門家が答える納骨堂Q&A
納骨堂を見学する場合は、予約してから行きましょう。所要時間はおおよそ50分~60分です。
都内の納骨堂の見学手順は、一般的に以下の通りとなります。
- TEL、WEBなどでご予約ください。
- 当日はご予約いただいたお時間にお越しいただき、スタッフより概要説明を受けてください。
- 納骨堂内をご見学いただきます。
施設により異なりますが、参拝室、永代供養施設、法要室や会食のお部屋などをご見学していただきます。 - お客様からの質疑応答・ご契約を行う際に必要な持ち物などをご説明。
所要時間は、トータルで50分~60分程度です。
ご質問があれば、納骨堂の案内スタッフに何なりとお話しください。
先進的な仕組みが備わっている自動搬送式納骨堂の場合は、ご見学の際に参拝カードを使用しますので、スタッフが同行しないと内部をご覧いただけません。
また、法要の参列者やお参りが多い時間帯ですと、落ち着いてご見学いただけない場合がございます。
事前予約をおすすめしております。
納骨堂の見学時には、お寺・ご住職の考えや方針も聞いてみてください。
納骨堂の運営を行うのは、経営主体である宗教法人(お寺様)です。
供養に対するお考えや、納骨堂を利用されるご家族に対する想い、将来への展望など、よくお話を伺ってみてください。
これらのことは、納骨堂の運営全般に関わってまいります。
お寺やご住職のお考えが具体的であるか。
これまでどのような想いがあって現在の納骨堂が成り立っているのか。
ご縁あって納骨堂に集われている仏様やご家族がお参りや法要を通してどのようになっていただきたいのか。
お寺の考えや方針に対して、あなたや家族が共感できるかどうかを見極めてください。
少し具体的なことで言えば、『永代使用なのか期限付きなのか』『建設物の建て替え時の費用負担について』『寺院の永続性について』などお伺いいただくのがよいでしょう。
あなたの悩みや質問に対して、真摯に答えてくれる納骨堂を選びましょう。
ひと昔前に比べて、現在では「ご遺骨を納める」ということに対して数多くの選択肢があります。
納骨堂もその一つです。
それぞれの埋葬施設によって、お客様にとってのメリット・デメリットがあると思いますが、いずれ代が途絶える心配はどなた様も共通のことと存じます。
ご心配事を事前にまとめておき、見学の際にはじっくりと質問してください。
それに真摯に、かつ明確にお答えいただけるところが、きっとお客様にとっての最適なお墓になるでしょう。
「将来のことはわからない」と言った返答をするところより、「お寺の行うことですから、将来にわたってご安心いただけます」と言ってくれるところをお選びいただくのがよいと思います。
納骨堂の見学に関するその他の悩み
納骨堂の契約には何が必要ですか?
ご見学された後、納骨堂を気に入った場合は契約に進みます。
契約に必要なものは、本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)、印鑑、戸籍謄本もしくは住民票が一般的です。
契約時点では埋葬許可証は必要ありませんが、納骨堂へ骨壺を収める時に必要になります。
詳しくは、納骨堂の見学について解説した記事をご覧ください。
納骨堂の見学へ行こう!見学で必ず確認したいポイントをわかりやすく紹介
お寺の納骨堂で檀家になる必要はありますか?
納骨堂は、檀家にならなくても購入できるところが数多くあります。
宗教や宗派不問で無宗教の方でも利用することができますが、納骨堂と同じ建物内で読経や法要が行われ、檀信徒の方が出入りする「宗教施設」であるということは忘れないようにしましょう。
詳しくは、事前に考えておくべき点について解説した記事をご覧ください。
納骨堂の契約で悩まされない!知っておきたい懸念される4つの問題
どのように納骨堂を選んだらいいですか?
自宅からの距離や交通アクセス、料金などのスペック面はもちろんのこと、納骨堂の運営者に直接会って話をすることも重要です。(運営者は、寺院のご住職であることが多い)
供養に対する考えや方針、お人柄、相性などに意識を向けることも大事です。
詳しくは、納骨堂を選ぶ時の注意点ついて解説した記事をご覧ください。
お寺の納骨堂を探したい!選ぶときの注意点や利用までの流れも解説!
公開日:
2022-08-02
更新日:
2022-07-29