東京で永代供養をしてもらえる納骨堂はありますか? 子どもがいないので、お墓をどうすべきか悩んでいます。
専門家が答える納骨堂Q&A
東京都内に、永代供養付きの納骨堂は数多くあります。
納骨堂は、お墓の跡継ぎがいらっしゃらない方にも選ばれているお墓です。
納骨堂の仕組みはおおまかに以下の2つがあります。
永代供養を希望される場合は、前者の納骨堂をご検討ください。
- 利用年数が決まっていて、それ以降は永代供養になる納骨堂
- 年間管理費を支払うことで、年数の制限なく利用できる納骨堂
永代供養付きの納骨堂は、個人や夫婦、核家族など、少人数での利用が前提としてつくられています。
ご納骨された後「13回忌まで」「33回忌まで」などと定められた期間内は、家族がお墓参りをする場所として個別利用することができます。
その後は合葬募(がっそうぼ)などにまとめられ、納骨堂の管理者や住職などが供養を行っていきます。
多様な納骨堂の中から、自分に合ったものを選んで契約することが大事。
ひとくちに「納骨堂」と言っても、その特徴はさまざま。
23区内の納骨堂は、駅近の立地に多いという特徴があります。
お子様などお墓の承継者がいらっしゃらない場合、お墓参りしやすさや交通アクセスがどの程度重要なのか、考えてみましょう。
また、納骨堂の雰囲気もさまざまなものがあります。
東京都内で多く見られるのは、寺院の境内の中に建てられた納骨堂で、仏像や蓮をモチーフにしたデザインなど、仏教や宗派のテイストが表現されています。
一方で、モダンでしゃれたデザインの納骨堂もあります。
どのような雰囲気の中で供養を行いたいのか、イメージしてみてください。
お墓の跡継ぎに不安がある場合、利用年数があらかじめ決まっている納骨堂がおすすめです。
納骨堂の契約プランや料金形態は多岐に渡っています。
永代供養付きの納骨堂を探す場合は、下記をチェックしてください。
- 料金に「永代供養料」が含まれているか
- 購入後の維持費用がかからないか
- 個別に供養できるのは何年間なのか
- どのように永代供養されるのか
料金に「永代供養料」を含んでいる場合、永代供養付きの納骨堂だと考えることができます。
※似たような費用に「永代使用料」がありますが、異なるので注意してください。
また、「年間管理費」「年間護持費」などの毎年かかる維持費用がないかも確認してください。
遺骨を納骨する前は管理費の支払いが必要で、納骨した後は不要という場合もあります。しっかりと確認しましょう。
納骨堂の永代供養に関するその他の悩み
永代供養とは、どういうものですか?
永代供養(えいたいくよう)とは、家族に代わって寺院や墓地がご遺骨を供養してくれることです。読経や法要はしてくれるのか、掃除や管理はどのように行われるのかなど、事前に確認するとよいでしょう。
詳しくは、永代供養のメリット・デメリットについて解説した記事をご覧ください。
後継ぎ不要の「永代供養」とは?費用や相場・デメリットをわかりやすく解説
納骨堂と永代供養の違いは何ですか?
納骨堂は、ご遺骨を安置する施設やスペースのことです。永代供養は、無縁仏にならないように供養や遺骨の管理をする仕組みのことです。一部の納骨堂には、永代供養の仕組みがセットになっているものもあります。
詳しくは、納骨堂と永代供養の違いについて解説した記事をご覧ください。
永代供養と納骨堂の違いは?メリットやデメリット・費用相場で比較
永代供養付きの納骨堂について、もっと詳しく教えてください。
永代供養の納骨堂のメリットやデメリット、費用、注意点や手続きについて詳しく解説した記事をご覧ください。
納骨堂の永代供養について!メリットや費用相場などを分かりやすくご紹介
公開日:
2022-08-02
更新日:
2022-07-26
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